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ラップガード
新車を工場からお客様のもとへ届ける過程で、塗膜の表面を保護するフィルム(ラップガード)。
工場で製造したばかりのピカピカの状態で納車が可能となるだけでなく、塗膜の鮮度を保ったまま車を運ぶことが可能。
リベット
日本語では鋲(びょう)。
溶接や接着剤の進歩で、接合用に使われることは少なくなったが、モールディングやトリムの固定に、車種によっては一部利用されている。
リベットを打つにはリベッターと呼ばれる専用の道具を使う。リベットが内蔵されていて、ちょうどホッチキスを打つような感覚で、簡単にリベット打ちできる。
リフティング
ちぢみとも呼ぶ塗膜が層ごと浮き上がってシワ状になる欠陥。
発生のメカニズムとして上塗り1回目の硬化造膜時間と、それよりも下層の耐溶剤性能が挙げられる。上塗り1回目の塗膜が造膜する前に2回目を塗れば、リフティングは発生しない。 但し、天候の都合などで1回目と2回目を空けてしまわなければならない場合は、上塗り1回目塗膜をサンディングするなりして、できるだけ薄膜にして2回目を塗布していきます。
リーフィング
りん片状の顔料を含む塗料を塗ったとき、塗膜形成時に、その顔料片が平行して重なり合って塗料の膜の表層に配列する現象。
リーフィング形アルミニウム粉をワニスと混合して作るアルミニウムペイントでは、この現象が顕著で、塗面は、連続して輝いた金属膜のように見える。
リーフィングは、顔料とビヒクルとの両者の性質の相互作用によって、塗膜形成時に起こる。
ルーフドリップ
自動車の屋根の部分に落ちた雨がルーフの下へ落ちるのを防ぐ溝のこと。
ルーフドリップの四隅には大抵、雨を抜けさせるためのドレンが設けられている。また、他の目的としてルーフキャリアを取り付ける時に利用することもある。
レベリング剤
塗られた塗料が流動し、はけ目・ゆず肌・うねりなどが消えて平らになることをレベリングと言う。
その効果を有する材料をレベリング剤と呼ぶ。レベリング剤の多くはシリコーンオイル (SiRR'O)を有機溶剤で薄めて塗料に微量添加する。