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マスキング
自動車の板金塗装時、自動車のボディで塗装しないところに、塗料のミスト(吹き付け塗装による霧状の塗料)が付着しないよう、専用の紙テープや大判の専用ペーパー(ミストを浸透させない)で覆う作業。
例えば、クルマのフロント右端だけの板金塗装修理であれば、修理箇所以外のフロント周辺全体をマスキングします。(タイヤも含む)。
ミミズ
塗膜がミミズ腫れのように筋状に盛り上がる現象。拭き取りムラなどによって起こった下地表面の表面張力差異によって発生する。
ムラ取り
塗装ムラは、メタリック・パール系に多く見られる現象。メタリックの粉(アルミ)が塗装に対して均一にならずに、アルミの粒が多いところや、少ないところ、アルミが立っているところや、寝ているところなどバラつきがある状態のこと。ムラ取りとは、上記のような塗装ムラになっている部分を修正する吹き付け工程。ムラなくきれいに吹き付けできていれば必要ないが、着色部の吹き付けの仕上げ工程と言える。
ムラ消し
メタリックやパールの塗装で、アルミやパールが、ムラを消すため、シンナー希釈率を高くしたり、スプレーガンからの吐出量を絞って塗装する作業の総称。
メタリック塗装
塗料にアルミの粉を混ぜて自動車のボディーにペイントを行った塗装のこと。メタリック以外の塗装であるソリッドペイントに比べ、メタリック塗装には独特の輝きがある。
メタメリー
2つの色がある光線の下では全く同じ色に見えるのに、違う光源の下で比べると違った色に見える現象。
一つの色を調色する際に、違う原色の組み合わせがいくつか考えられるが、タッチアップ塗料では、条件等色の確認が必要である。メタメリズムともいう。
モノコックボディー
フレームやサブフレームが別体ではなく、ボディーとフレームが一体となった構造のこと。
モノコックボディーはひとつの箱形を形成しますので、軽量に出来るメリットがある。現在の乗用車のほとんどがモノコックボディーを採用している。
モールディング
メッキや樹脂でできた保護を目的としたカバーのこと。
ドアの開閉時、外部と接触した時に保護するドアモールが代表的で、自動車のデザイン上、アクセントとしても重要な部品。