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ヤケ
黄変とも呼ぶ。
塗膜の色が黄色く変色する欠陥で白系やクリヤー塗料に多く見られる現象。硝化綿ラッカーは比較的紫外線で黄変しやすく、アクリル樹脂は黄変しにくい。
ヤセ
塗装直後は平面でツヤのあった塗膜が、時間とともに肉持ち感の乏しい、肌の悪い塗膜になること。
溶接
事故車の修理に欠かせない作業。溶接は、ボディを構成するパネル(金属)同士の接合、または1つのパネルの修理などに使われる技術。
自動車のボディには、一般的にスポット溶接という技術が使用される。スポット溶接の特徴は、普通の溶接では溶接跡の形が線状などになっているのに対して、直径5ミリ前後の“点”(=スポット)である。
通常の溶接のように続けて溶接していくよりも、一定間隔でスポット溶接していく方が、自動車の生産ラインにおけるオートメーション化に適している。
板金塗装工場でも、ボディ骨格部分の溶接が主で、頻繁にスポット溶接が行なわれる。
焼入れ
金属を加熱して高温にした後急冷し、硬さを増す操作。主に鋼鉄を硬くするために行われるが、ジュラルミンなどほかの金属で効果のある場合もある。
養生
現在、一般的にはマスキングと呼ぶ。塗装の際に、塗装する部分以外の場所に塗料が飛散して汚れるのを防ぐために、カバーしておくことを言う。