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カット工法(かっとこうほう)
パネル交換の場合、1枚のパネルをアッセンブリー丸ごと交換するのではなく、必要な範囲だけ切り取って交換する方法をカット工法と言います。
クォーターパネルは、リヤピラーの部分で切り接ぎして交換するのが一般的で、これもまたカット工法のひとつです。
溶接範囲が広くなりがちで、パネルをひずませないように溶接し、パネルの位置決めや防錆処理なども念入りに行なう必要があり、きれいに仕上げるには高度なテクニックが求められますが、交換のために脱着する部品も減り、作業時間の大幅短縮が可能になる。
カブリ
塗膜の乾燥過程中に、塗膜表面に霧がかかったように白くぼやけてつやがなくなった状態を言います。
空気の水分が結露して、塗膜表層に侵入し膜成分の一部が析出する。
カーボンブラック
炭素の微粒子からできる黒色顔料のことを言います。
燃焼すすの製造方法はファーネス法・チャンネル法・アセチレン法・サーマル法と多くの手法で製造される。自動車補修用塗料としてだけでなく、補強材やコピー機のトナー・フロッピーディスクといったものにも用途は多岐にわたります。
キセノンランプ
キセノンガスを満たした石英パイプ内に電極を配して、放電により発光させるランプです。比較的に昼光と似た光を放ちます。測色用光源としても用いられます。
黄変(きへん)
塗膜の色が黄色く変色してしまうトラブル。主にクリアーや白系の塗膜に目立ち、太陽光線や高温の影響が原因。
特にラッカー系塗膜は、紫外線に弱く、ひどい場合は半年ぐらいでクリアーが黄色に変色することが多い。ウレタン系塗料では、耐候性の向上によりあまり見られない現象だが、使用方法を間違えるとトラブルにつながる。
クラッキング
塗膜が経時変化によって、伸縮に耐えられなくなって裂ける現象。
細長いヘアークラックや無数の細かいチェッキング等、クラッキングには様々な種類が存在する。
クリアー塗装
塗装の最終段階に上塗りされる透明な塗装のこと。トップコートとも呼びます。
ボディに鏡のような光沢を与えるツヤ出し効果と同時に、着色層の保護という役割もあり特にメタリック系やパール系塗装では必ずクリアー塗装を施します。